当山は承久年間の開基と伝えられ、堂内には本尊阿弥陀如来立像・閻魔王・毘沙門天・弁財天・奪衣婆(だつえば)等が合祀されております。境内の巨木イチョウは火 伏せの霊樹とされています。
新たに勧請された布袋尊は、中国の高僧で名は契此(かいし)と称してつねに袋を負い、各地を放浪し、人々の吉凶を占い、温顔微笑の面相をして、堪忍と和合を教えてくれる福神として、吉凶占い・福徳円満・平和安穏・家運繁栄を司る神として崇められ、未来佛たる弥勒菩薩の化身でもあります。
(しろい七福神霊場会発行 しろい七福神めぐり より)